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先輩に聞こう!
第1回
新社会人の先輩あ語る、充実の学生生活(2/3)

仕事は責任も充実感もいっぱい!

■ところで、二人とも、無事、大学に合格してASAへ配属されたときの印象はどうだった?

林: なんか、みなさんものすごい忙しそうにしてて、「大変なとこに来ちゃった」と思ったかな。「私なんかで新聞販売店の仕事ができるのかなぁ?」ってものすごい不安でした。でも、実は夕刊がASAへ届いたばかりで、みんな配達へ出る前だったからというのはあとからわかりました(笑)

小: 私はちょうど店内ミーティングの最中に行ってしまって。紹介してもらったら、いきなり歓迎会になってしまいました。

■仕事の方は、どうだったの?

小: それは、もう(林さんの顔を見て)
林: ねえ
小: 新聞販売店の仕事自体初めてなんですけど、バイクも初めて乗ったばかり。もう、怖くて怖くて。
林: 私も(笑) でも、最初だけだよね、怖かったの。

■じゃあ最初は少し大変だけど、慣れれば大丈夫かな?

小・林: はい!!
小: それから、それまでにしていたどのアルバイトよりも責任がすごくある仕事を任されているんだっていう気持ちがしましたね。だって、配達ミスして新聞が届かなかったら、お客さんがどれだけ困るかって思うと・・・所長にもそれは最初に説明されました。
林: そう、責任重大なんだよね。でも、大変なんだけどすごい充実感あった。「今までの私と違うんだ」って、なんだか自分自身が成長したような気がしたよ。

雨の日に転んだり、お客様にご馳走になったり…

■仕事で辛かったことは?

林: 雨の日に自転車で配ってて、自転車ごと転んだときかな。もう、道路いっぱいに新聞をバラまいちゃって、新聞は濡れてぐちゃぐちゃ。配達はまだ半分も終ってないのに。もう、泣きたくなりそう(苦笑)

■それでどうしたの?

林: ASAへ戻って、事情を話したら、「ケガは大丈夫?」って。新聞はなんとかなるけど、ケガしたら、学校にも行けないからそう言ってくれたんだと思います。なんかそれがうれしかったですね。
小: 雨の日はホントに辛かった。でも、ビニールでラッピングした新聞を配達したら、お客さんが感激してくれて、めちゃめちゃ喜んでもらえたのが印象にあるなぁ。
林: 配達以外の集金とPRがあるけど、集金はこつこつやっていかないとダメなんですよ。だから、後回しにすると大変。PRはそんなにたいへんじゃなかったかな。
小: 私は新規のお客様を何件か顧客にしたり、引越ししてきた人を社員さんへ連絡したりして、副収入がありました。

■逆に楽しかったことは?

林: ついこのあいだ、3月のことなんですけど、最後の配達のときに、お客さんが配達の時間に待っててくれて、「4年間おつかれさま、よくがんばったわね」ってプレゼントをくれました。
それまでも、普段の集金の時とか、いろいろ気を遣ってもらっていたのかな、自分の子どもや孫みたいに接してくれる人が多かったように思います。
小: 私もお客様にかわいがってもらっていたのかな。関西特有というか、お客様にはホント親切にしてもらってました。
商店街を配達してたら、「おう、ご飯まだだろ?」っておにぎりとお惣菜をもらったりなんて。あ、息子さんの進路を相談されたこともあったな
林: ホントに?私もASAでは「林さんは色々もらってくるねぇ」って言われてた(笑)
小: 他のアルバイトに比べて、拘束される時間や仕事量は多いだろうけど、人と接する機会や社会経験ができるって点で、奨学生の仕事って比較にならないくらい良い経験が積めると思いますね。密度が濃いっていうか。
林: そうだよね。社会人になってまだ2ヶ月だけど、同期で研修中に寝てる人とか見ると、「社会人だろ!!しっかりしろよ」とか「もったいないなぁ、いい話を聞くチャンスなのに」って思わない?
小: そうそう
林: あと、私は交換留学生制度でニュージーランドに、卒業記念旅行でヨーロッパにも行かせてもらいました。高校の修学旅行で海外に行くはずが、2001年の同時多発テロで行けなくなっちゃったから、やっと念願がかないました(涙)

■なるほど、二人とも良い社会経験までできたみたいですね。
では、学校の方はどうでした?
奨学生志望の学生さんは業務と学業の両立を心配してる人が多いようだけど?

小: 慣れるまではホントに大変でした。それに、夕刊時間に間に合うように帰ってくるので、一部の授業はレポート提出で対応してもらってました。
林: 私は1年生のときは毎日1時限から講義でした。朝刊が終って、朝ごはん食べてひと休みしたら学校へ行ってという感じ。
でも、「奨学生だから」という理由で欠席して、勉強をルーズにしたくなかったなぁ。なんのために働いてるかわからなくなっちゃうし、だから意地でも出席してました。

■なるほど、勉強したかったからこそ、奨学生の仕事も学業も両立したかったみたいな感じかな?

林: そうですね。
小: うん、まさに、そう(うなずく)。私は西洋史の勉強がしたくてたまらなかったから。それができたうえに、この制度でさらに大学院まで行くことができました。6年間、働きながらの学生生活はホントに密度が濃いって感じだったと思うな。

2年目以降は余裕も出来ました

■大学生活は楽しめた?

林: はい、自分のしたかった勉強ができましたから(笑)1年のときは両立が大変だったけど、2年生以降は余裕もできたのかな。楽しかったですよ。
小: サークルとかゼミ(専門研究室)とかは参加できないって言われてたけど、私はそんなことなかったです。時間の使い方によっては、どちらもできると思います。実は私、バスケットボールのサークルを自分で主宰してました。
林: え?自分で作ったの?
小: そう、自分で。
林: すごいね。私は心理学の研究室に入ってたけど、ちゃんと教授に自分の状況を話しておきました。だから、奨学生で時間的な制約がある分を課題提出とか他のことでカバーさせてもらってました。学内の勉強会にも出てましたし。もちろん、所長さんに協力してもらって初めてできたんですけどね。
小: ハッキリ言って、世間一般でいう「大学生活」よりは、自由な時間は少ないと思います。そういう点ではサークルやゼミ活動の参加は難しい。でも、自分のしたい「勉強」をするために奨学生になったんだから。他の学生と同じ事してたら、意味ないと思ったな。
林: そうだよね。私も時間の使い方で学生生活の可能性はたくさんあると思うなぁ。小林くんは時間の使い方がうまかったんじゃない?
小: そう見える?(笑)